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Fabulada

おやすみ前に読む、友だちとやさしさのお話

お話4件

できたてのお話· 日本語

友だちとやさしさJA

あわのふんすい

温室の中は、あたたかくて、しめっていました。 ミナは小さなじょうろを持って、なえの前に立っていました。芽が出たばかりのちいさなみどりが、ずらりとならんでいます。…

友だちとやさしさJA

ひとつぶのどんぐり

「ミナちゃん、きしゃをかして」 こぐまのタロが、うさぎあなの入り口で言いました。 ミナは、うれしくなりました。赤い木のきしゃは、ミナのいちばんのたからものです。タロは、つみ木でトンネルをつくったところでした。きしゃを走らせたくて、来たのです。 「いいよ。ちょっとまってね」…

友だちとやさしさJA

ちりんとブランコ

ハルは、ブランコのまえに立っていた。ブランコは二つある。でも、一つはざせきがなくて、くさりだけがぶらんと下がっている。 ざせきのあるほうには、ソラがのっていた。 ハルは、ブランコにのりたかった。いちばん高いところまで、ゆらゆらいきたかった。 「ねえ、まだ?」 「もうちょっと」…

友だちとやさしさJA

まるい石とごめんね

ハルは、カイに「ごめんね」と言いたかった。 きのう、ハルは川原で、カイの石のとうを足でくずしてしまったのだ。カイは何も言わずに、帰ってしまった。 きょうも、カイは柳の木の下にいた。ひとりで、平らな石をさがしている。 ハルは、ポケットから白い石を出した。つるつるで、まんまるの石だ。これをあげて、ごめんねと言おう。…